エッセンシャルオイル(精油)とは?アロマオイルとの違いは?

アロマを学ぶ

松江先生
この記事の監修 松江 朋子
NARD-JAPAN認定アロマインストラクター/NARD-JAPAN認定アロマトレーナー/JAA認定アロマインストラクター/
NHAホリスティックハーブアドバイザー[PAH]/NHAホリスティックハーブインストラクター[PIH]/NHAハーバルフードオーガナイザー[HFO] 公益社団法人 日本アロマ環境協会法人正会員

この記事では、エッセンシャルオイルについて詳しく知ることが出来ように解説いていきます。

また、エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルの違いについても分かりやすく説明をしていきます。

エッセンシャルオイルとは?

エッセンシャルオイル

精油とエッセンシャルオイルは同じものを指します。
日本語か英語かだけの違いに過ぎません。

エッセンシャルオイルの特徴

エッセンシャルオイルには、揮発性・油溶性・芳香性・可燃性という4つの特徴があります。

・揮発性(きはつせい)

揮発しやすい。ビンのフタはきっちり閉めましょう。

※揮発とは、通常の温度で気体となってしまうことです。

・油溶性(ゆようせい)

水には原則として溶けないのですが、植物油・アルコールに溶けやすい。

・芳香性(ほうこうせい)

強い香りを持つ。

・可燃性

引火しやすい。エッセンシャルオイルのビンは火元に置かないように。

エッセンシャルオイルの原料

エッセンシャルオイルは下記のように100%天然の植物からできています。

  • 葉っぱ
  • 果実の皮
  • 樹皮
  • 植物の根っこ
  • 種子
  • 樹脂

これらに含まれる成分を抽出して、とっても濃度の濃いエッセンシャルオイルができます。

ラベンダー

エッセンシャルオイルは大自然の恵みを凝縮したパワフルな液体なのです。

抽出される植物によって香りや効能は違いますし、同じ植物でもワインのように気候や地域でじゃっかんの違いが出てきます。

エッセンシャルオイルは、大量の植物からほんのわずかしか抽出することができません。

バラ50本の花から取れるエッセンシャルオイルは、わずか一滴なのです。

薔薇の花束

一滴のエッセンシャルオイル

植物が含むエッセンシャルオイルの割合は、平均すると、1~1.5%です。
最も少ないものですと、0.01%しか含まれていないのです。

また、エッセンシャルオイルでもグレードがあります。

同じエッセンシャルオイルでもブランドや商品によって値段に差があるのはこのためです。

グレードの高いものは産地、土、水が違い、高度な栽培技術を用い、農薬を使わずに生産されます。

蒸留の時間も、グレードの高いものは最大で24時間かけてゆっくりですが、グレードの低いものだと15分程度だったりします。

メディカルケア目的で使用されるエッセンシャルオイルは、質の高いものが求められます。

エッセンシャルオイルの作り方はこちらの記事にて→自宅でも?!エッセンシャルオイルの作り方、どうやって抽出してるの?

植物は、なんのためにエッセンシャルオイルを作るの?

お花畑

植物がエッセンシャルオイルを作る理由は、植物の種類によって様々です。
学者によっても諸説あります。


    • 昆虫をおびき寄せて種子や実ができるのを助けてもらうため。
    • 昆虫を遠ざけて、食べられないようにするため。
    • ウイルス・菌から身を守るため
    • エッセンシャルオイルを蒸発させて、熱から身を守るため。

植物が香りの元であるエッセンシャルオイルを作るのは、何も私たち人間のためではありません。

蜂と花

しかし、それが人間にとって良い香りであり、有益なものになっているのです。

自然の世界は不思議ですね。

エッセンシャルオイルとアロマオイルの違いは?

アロマオイル

ただし、アロマオイルとなると少しだけ意味が違ってきます。

エッセンシャルオイルは100%天然のものを指しますが、アロマオイルはエッセンシャルオイルと他のものが混ざったものです。

エッセンシャルオイルに植物油を混ぜた液体をアロマオイルと呼びます。

※アロマテラピーでは、エッセンシャルオイルを植物油などのキャリアオイルで薄めて使います。

また、化学香料だけで作られたものや、エッセンシャルオイルと化学香料を混ぜたものもアロマオイルと呼ばれます。

化学香料で作られたアロマオイルは、香りを楽しみたいという用途のみに使用してください。

エッセンシャルオイルのように肌につけたり、アロマバスにしたり、健康増進目的で使用するものとは違ってきます。

また、アロマオイルと似たものにポプリオイルというものがあります。

ポプリ

これはポプリの香りを持続させるために作られたもので、化学香料のみで作られているか、僅かな天然香料が含まれています。

フレグランスオイルも同様、化学香料のみか、化学香料と天然香料の混ぜ物です。

フレグランススプレー

主にルームコロンや香水として香りを楽しむために使用されます。

天然のものではなく、人工・合成の香料もまとめてアロマ(Aroma)と呼ばれるので少しややこしいのです。

・エッセンシャルオイル/精油(100%天然)

・アロマオイル(エッセンシャルオイルにキャリアオイルを混ぜたもの/合成香料を含んだもの、もしくは100%合成香料)

・ポプリオイル(合成香料を含んだもの、もしくは100%合成香料)

・フレグランスオイル(合成香料を含んだもの、もしくは100%合成香料)

アロマテラピーは、原則的に100%天然の精油のみを使用します。

 

※当メディアでは、分かりやすくエッセンシャルオイルをアロマオイル(精油)と統一して表記します。

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